今時

 先日、魔ダムの親戚の娘さんが我が新居に一泊しました。

来春大学卒業で就職も決まったという事で、「アンジュルム」のコンサートを福岡で見たついでに訪れたのです。

彼女が小学1~2年生まで知っていて、かなりの空白期間を経て再会。

 小さな頃から、両親譲りの美形で考え方や会話の受け答えが普通の子と違っていました。

私は、芸能界を勧めていたのです。

 大人になった彼女に接し、第一印象は「美人!!!」.

恐らく我が知る限りの最近一番の知的美人。

お父さんが大手新聞社の社員で、お母さんがANAの国際キャビンアテンダントとくれば然もありなん。

 久しぶりにこんな若い女性と長い時間を過ごすのです。質問を浴びせ続けました。

私:何故、学習院大学の「国際社会学部」に進学した?

彼女:高校時代からJETRO(世界貿易振興機構)に興味を持ち、そこの出身者が学習院のその学部の教授をしていたことが理由。

私:高校時代と言えば、普通の女子は、ファッションとか彼氏とかに興味が湧くのでは?

彼女:圧倒的に女子が多い公立高校だったのと吹奏楽部で遊ぶ暇もなかった。

いとこがフランスとアメリカにいて、自然と世界を考えるようになった。

フランス語と英語の日常会話には困らない。

私:何故アンジュルムが好きなの?AKBとかとどこが違うの?

彼女:大抵の女性ボーカルグループは「音パク」、彼女らはしっかりと歌っている。それとほとんどのグループの楽曲はコンピュータで作られており、音が軽く深みがない。このグループはしっかりと楽器演奏されていて音が強い。

私:コンピュータの音と楽器の音の違いが分かるの?

彼女:全然違います。

幼い頃からピアノを練習していた成果か?

 そのような優秀な彼女も第一目標のJETROには不合格だったと。

そこで私は、TVの女子アナとか受けなかったのか聞くと、NHKは受けたが落ちたとのことでした。

彼女ほどのレベルで落ちるとは、凄い会社もあったものです。

 今の会社を選んだ理由は、プライム市場の上場企業の中では小さい方で、若い女性でも給料が高くどんどん海外に出してくれるという事で選んだそうです。

書道の師範の資格を持ちながら今でもピアノの練習に励み、来年の春には1か月間一人でアパートを借りてニューヨークに住んでみるとのこと。

彼女を嫁さんにする男性は、日本人ではかなり難しいかもしれません。

 学習院大学で学んだことは「資本主義そのもの」だと。

小学校からエレベーターで進学してきた人はほとんどが「大金持ち」

中学校からの人は「やや金持ち」

自分のように大学からの人は「普通の家庭出身」。

 一番驚いたのが、女子の友達のたかが誕生パーティが、大型船一艘を借り切り船上で開かれたこと。

因みに大学時代も彼氏はいなかったとのこと・・・・

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