広島市平和記念式典でのスピーチ
広島市で8月6日に開催された、被爆から69年の平和記念式典を
たまたま、生中継でTVで見ていました。
すると、小学6年生の牟田君と田村さんがスピーチを始めました。
雨が降る中、透明のレインスーツを着てまっすぐにこちらを見ながら
大勢の人の前でのスピーチです。
手元に原稿を持っていましたが、二人ともにほとんど下を向いたり、
原稿に目をやることもなく、しっかりとした言葉と速過ぎず、遅過ぎずの
スピードで詰まることなく最後までスピーチを行ったのです。
凄いなあ。思わず感動しました。
私も人前で挨拶する時には、自分で原稿を書き、推敲したものを
10回以上は口に出して練習しますが、満足できたことはありません。
この小学生二人の才能と、努力、それを支えた先生や親御さん、関係者の苦労を思うと
胸が熱くなりました。
その後で安倍首相のスピーチ。終始原稿を読むものでありました。
別に、原稿を読むのも悪くはないのですが、訴えたいところになれば
顔を上げるとか間を置くとか、工夫があればなあと思いました。