直ぐにでも行動に移すとき

 2024年1月17日に中小企業庁が公表した倒産件数は、2023年1年間で全国で8690件となり、1992年以降で31年ぶりとなるほどの高水準となりました。

また、巷の報道によると、2024年5月の倒産件数が1000件を超えたと話題になっています。

倒産にはいろんな原因がありますが、今後増えるであろう大きな要因の一つが「人手不足倒産」と言われています。

そして、この「人手不足」の要因は、減ることはなく、年を追うごとに深刻になるそうです。

 我々の業界も常に悩んでいる状態ではあります。

過去から見れば、年間休日は増えた、始業時間と終業時間は短縮された、毎年賃金はアップしたと経営者は思っています。

それでも、辞めていく人が絶えません。

どうすれば離職者を減らせるのか?

 恐らく経営者と従業員との感覚のギャップがあるのでしょう。

それであれば、そのギャップを埋めるにはどうしたら良いか?

 私なら、先ず従業員を一人一人他の人がいない部屋へ呼び出します。

そこで本音で「働きやすい環境にするにはどうしたら良いか?現在の不満は何か?」の二つだけを聞き出します。

全員個別に聞き終わったら、最も意見の多かった事柄から改善の方法を考えます。

 ここでのポイントは、「出来るためにどうするか」だけを考えることです。

取引先やお客様に迷惑が掛かる、経費が掛かりすぎる等の出来ない理由が出てきても先ず無視する。

優先するのは『従業員の気持ち』です。

 最近、大手建設会社や不動産会社の営業でも、堂々と週休二日プラス月に1度は週休三日制となっています。

既にどこの銀行でさえも正午から1時間は窓口が閉まります。

 出来るところから、少しずつでも改善を繰り返す。

更に重要なことは、社員との関りを深くすることです。

密なコミュニケーションはとても面倒です。

しかし、トラブルは大抵がこの面倒なことを避けるところから生じるものです。

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