880円の宝くじ

 インフレ率が3%を超え、定期預金の金利が0.002%の現在、ようやく誰もが現金が目減りする事実に気づき始めました。

政府も社会保険料の補完のために、貯蓄から投資へ大きな資金移動をさせるべく、NISAの充実も図っています。

それでも投資の王道である、不動産と株式投資をどうして始めたらよいかわからない人が多いと思います。

 当然投資にはリスクが伴います。踏み出すにも勇気がいるでしょう。

この様な時には、損が最小であることを心掛けると気分的には余裕が出ます。

以前も記述しましたが、先ずネット証券で口座を開設すること。

次には10万円~100万円の間で、この投資金額がゼロになっても生活に影響を及ぼさないレベルならGOです。

 不動産は大きな借金になるし、その分リスクも大きくなる、且つ流動性が悪いのでNG。

これは、中上級コース。

残るは少額の株式投資となります。

では、一体どのような株式を購入すればよいか?

私は、身近なよく知っているものを勧めていますが、それでも安心できない人は専門の雑誌を購入してチョイスすればよいと思います。

 数日前に書店に立ち寄り、「10万円からはじめる割安成長株で1億円の作り方」なる本を購入。

わたしのように、40年ちかく株式投資を行っている人は先ず買わない本なのですが、最近初心者によく相談されるので読みたいと思ったのです。

サブタイトルも絶妙。「知識ゼロからわかる・勝ち組投資家とアナリストが伝授」

 その内容の中でプロ厳選の123銘柄を一挙公開というページがありました。

調べてみると私がチェックリストに入れている銘柄が数社ありました。

「三菱HCキャピタル」「オンワードホールディングス」「富士石油」「五洋建設」「日本郵政」「アコム」「シンニッタン」

特に経済ジャーナリストの和島英樹氏とは、殆ど考え方が一致しました。

 何が正解かは分かりませんが、この本の考え方は『ありかな』と思いました。

私の表題の注意事項にあるように、投資は自己責任にてお願いいたします。

 年末宝くじの広告が賑やかです。以前に記述しましたが、株で儲かった30万円で宝くじを購入。

確か総額5満数千円戻ってきた記憶があります。

これで宝くじは卒業。それ以来少額でも溜まれば株式を購入。

あと何年すれば宝くじ1等の10億円になるかは分かりませんが、それでも少しずつでも近づいていることは事実なのです。

 ちなみにこの雑誌の価格は税込み880円也。

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