新事業へのヒント
目まぐるしくかつ急激に変化する経営環境。
その環境にいかに対応していくのか、経営者の力量が益々問われています。
歴史を振り返ればわかることですが、気づいてみれば会社自体が創業時と違う業種になっていたという事はままあります。
我々二輪業界は、各メーカーの専門店化でほぼ完成形に近いと考えています。
残る選択肢は、店の数を増やすことと、違う分野に進出することしかありません。
店の数を増やすこと自体は左程難しい事ではありません。
しっかりとしたメーカーと、取引銀行があれば日本国内に飽和状態が出来るまでは可能です。
しかし、新業態への進出となるとかなりの困難が生じます。
一体何をしてよいのか考えるだけでは解決しません。
私の体験上、二輪業界に近い分野で考えることを勧めます。
そして、ブルーオーシャンから入ることです。
つまり、だれもやらないことに着目するのです。
私は、バイクの買い取り、レンタルバイク、製造中止になるバイクの大量買取等で上手くいきました。
ところが、これらのことは追随しやすい事ばかりなのです。
今では、殆ど通用しません。
それでは今後どうするのか?
『誰もやりたくない事』を行うことです。
「誰もやらない事」よりも困難が生じますが、参入障壁は格段に上がります。
弊社グループ社員のアイデアや、経営陣の思考に期待したいと思います。
情報量も創造性も{移動距離}に比例することを忘れずに!!