こういう時こそ厳しさを

 最近、余程のことが無い限り、店舗には敢えて足を運んでいません。

ただ、毎日の店舗毎の売上車両の詳細を長男から聞き、月1回の税理士を交えた役員月次決算報告会には必ず出席しています。

 ここ数か月を振り返って、バイク業界の追い風を感じてはいました。

しかし、それは長くは続かないと警鐘も鳴らしてきました。

 ところが、息子達にも各店長にもそれに対する危機意識を、上記の情報から感じられません。

業績が悪化する時には、急な坂道を転げ落ちるように一気に来て、なかなか止まらないことが多いのです。

 経営者(トップ)はもちろん、各店長も「経営者」(トップ)なのですが、その意識をもっと強く持ってもらいたいものです。

気の緩みを感じる今日この頃です。

 富士フィルムホールディングス前会長兼CEOの古森重隆氏の言葉は、私と同じ意見です。

トップは「真剣勝負」であり、ナンバー2以下は「竹刀の勝負」である。

負けイコール死を意味する、失敗から学ぶ余裕すらない。「勝つ方法」を必死で考えるプレッシャーが常にある。

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