株価の行方
中国恒大集団のデフォルト懸念で、世界中の株式相場が変調をきたしています。
大暴落があるのか、それとも・・・・。
歴史を振り返っても、このような大転換時は大きなリスクと大きなチャンスが同時に訪れます。
私の個人的な見解では、中国の不動産バブルは崩壊すると予想しています。
その影響が、どこまで日本の株式相場に及ぶかが肝心なのです。
恐らくは、一旦急落した後に、徐々に水準を切り上げていくと思っています。
理由は、欧米に比較して日本ではより長く金融緩和が続き、金余りは解消されない。
安全保障上からも、もともと中国リスクは日本企業では対策を行っている。
今般終の棲家を購入するという事で、銀行の担当者と色々打ち合わせを行いました。
その中で、住宅ローンの総額と、世帯平均年収の関係を聞きました。
数年前までは、世帯平均年収の5倍くらいが、かなり長い期間続いていたそうです。
最近では、それが7~8倍になっているとのこと。
日本のバブル時、1990年の東京のマンション価格は、世帯平均年収の約18倍。
振り返ってみても異常が分かります。
ところが、今の中国深圳市は、何と57倍なのです。
バブルがはじけないわけがありません。
これからの1~2か月間は、現金をかき集めて、虎視眈々と暴落を待つのも手かもしれません。