同族企業
同族企業とは、創業者やその家族が経営の実権を握っている企業のことです。
日本の中小企業のかなりがその形態をとっています。
特徴としては、意思決定が早く、長期的な視点で経営しやすい。
創業者の考えが企業文化として残りやすい。
閉鎖的で外部の意見が入り難い。
色んな経営書にメリットとデメリットが書いてあります。
私の実感では、圧倒的にメリットの方が大きいと感じています。
理由は簡単で「逃げられない」ので死に物狂いで仕事をするしかないのです。
他人が社長の場合は、大変な時に簡単に辞めることが出来ます。
競合店より仕事をこなせば、生き残る確率は必然的に上がります。
次のメリットは、家族を中心に結束力が強いという点。
そして、素早い判断が可能で、直ぐに実行に移せる点も大きい。
経営方針もぶれにくく、会社に良いカラーが付きやすい。
この40年近く私と真ダムの会話には、いつも仕事の話が入り込んでいましたし、今でもそうです。
外食しようが旅行しようが、自社の仕事の話が自然と中心になってしまいます。
これは仕方ないことなのです。
会社が駄目になれば、自分達の人生もおしまいになる可能性があるからです。
まあ、これほど真剣に考えていない経営者が多いので、私たちは助かっていますが。
先日、我が家に家族全員10名が集まりました。
真ダムと嫁二人が夕食の準備をして、私は孫達4人を風呂に入れました。
長男が午後7時頃帰宅し、次男が午後8時頃帰宅。
孫達4人を最新版の「人生ゲーム」で遊ばせ、大人6人はテーブルで会社の現況報告と人事の話題。
私は、最近の関東のバイク業界の新たな情報を述べ、円安による外国人バイヤーの話を行いました。
基本的に、日本経済は不況であり、二輪業界も御多分に洩れずに調子は良くないのです。
その良くない時にどうするか?
答えは、当たり前のことを徹底して実行するに尽きます。
社員全員の接客向上、メカニックの技術力アップとスピードアップ。
人生も経営もアップダウンは必ずあります。
経営者は(人知れず)に呻き泣きわめいても構いません。
しかし社員の前では虚勢でもよいので、「楽しく・明るく・元気よく」です。
これらの話も私が直接しました。
結束力が強い同族企業ほど、不況時に大きく伸びる可能性があるのはこれらの点からです。
一番のデメリットは、放蕩家族が出てきた場合には一瞬で倒産することです。
