強い意志を持とう
2026年6月2日(火)16:47 読了。
「超える 中谷潤人 ドキュメント」林壮一 著
かなりのボクシング好きでもない限りは、読んでも面白くないと思います。
ただ、アメリカにおける、黒人やヒスパニック系移民の苦難の一端を知ることが出来ました。
2026年5月2日(土)に東京ドームで、世紀の一戦が開催されました。
ともに無敗同士の、日本人同士のボクシングの世界戦タイトルマッチです。
「世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチ」
日本ボクシング史上、最高の技術戦と評されました。
結果は、井上尚弥が3-0の判定で、中谷潤人に勝利します。
ボクシングにほとんど興味のない私でも、井上尚弥選手のことは知っていました。
しかし、対戦相手の中谷潤人選手のことは全く知らず、世紀の一戦の意味が理解できませんでした。
そこで、この本を手にした次第です。
彼は、中学1年生でボクシングを始め、「世界で最高のボクサーになる」という強い意志を固めて、15歳で単身アメリカに渡るのです。
それも、ロサンゼルスで最も治安が悪いと言われる場所にある、ジムに通います。
そこのトレーナーに指導を受けたいからでした。
彼の両親も、彼もその弟もかなり苦労をしています。
全ての苦難をエネルギーに変え、頂点を目指しています。
このトレーナーが驚くべきは、彼の強い意志でした。
15歳前後というと、いろんな知識も増えて、他のことに興味を持ちだします。
その年齢にも拘らず、彼は、1にボクシング、2にボクシングと全てをボクシングに捧げる姿勢があったとのこと。
私はすぐに、13歳でアメリカに渡った、テニスの錦織圭選手を思い出しました。
二人共に、言葉もその他のほとんどの環境が違う世界で、自分の意志を貫き通しています。
本当の強さを感じます。
最近の日本の若者は、留学はしないし、会社での昇進も望まない傾向が強いそうです。
私が今、若い親ならば、最低でも子供を中学生から県外に出して親離れをさせます。
そうすることにより、自立心も生まれるでしょうから、子離れも必然的に出来ます。
県外の中学受験は、合格・不合格関係なしに、将来の子供のためになる気がします。
