なんか悔しい

 アジア系投資ファンドのMBKパートナーズが、アリナミン製薬を米投資ファンドのブラックストーングループから3500億円で買収するとの報道がありました。

我々にはなじみの深いアリナミン製薬は、外国人社長の決断で2021年に武田薬品が2400億円で上記ブラックストーンに売却したばかりでした。

 アリナミン製薬と言えば、かなり歴史もありそのブランド構築にも相当の費用と年月をかけていたと思います。

それをいともあっさり売却し、その価値が2年強で46%も上昇しています。

 多様性を否定するわけではありませんが、過去のソニーのていたらくも外国人社長の時、今回も武田薬品の外人社長だけが高額の報酬をとりながら、大した実績も残していません。

日産のカルロスゴーンに至っては、誰もが知るところです。

セブンイレブンのアメリカにおける社長の年収が何と77億円。

 日本人社長は、外国人社長に比較してそんなにダメなのでしょうか?

なんか悔しいどころか、無性に腹が立ちます。

 欧米企業のスタイルがベストなのでしょうか?

バンバン転職することがベストなのでしょうか?

日本経済は駄目だとマスコミが騒ぎ立てます。

どういう訳か岸田内閣の支持率は低迷のままです。

 財務省の発表で税収が2年連続70兆円を超えました。

10数年前の30兆円時代を国民は覚えているのでしょうか?

法人税等の寄与が大きいのです。

大企業の賃金が5%を超える上昇、中小企業も4%を超えています。

東証の時価総額が500兆円台から990兆円まで増えました。

 野菜の価格が100円から200円に倍になったとの報道に意味があるのでしょうか?

実際私の金融資産も不動産もかなり価値が上昇し豊かになっています。

 日本人はもっと自信を持つべきです。

テスラの株主総会でイーロンマスク氏への報酬が8兆8千億円と認められました。

トランプ大統領とバイデン大統領のTV討論を見ましたか?

 こんなレベルの国の企業文化を真似る必要などないと思います。

世界から孤立することは避けなばなりません。

しかし、混沌とした現代こそ日本人の特性を生かした企業文化が大切な気がします。

 

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