アドバンテージ
電気料金の値上げラッシュが続きます。
2023年6月からの改定値に驚きました。
一般標準家庭の規制料金がそれです。
一番高いのが東京電力で9917円、二番目が北海道電力の9899円。
九州電力は何と日本一安く、その価格は5526円なのです。
そればかりではありません。脱炭素の観点からも九州電力はトップを走っているのです。
火力の比率が一番高いのが東京電力で77%、一番低いのが九州電力で36%。
九州電力は、原発だけでなく、水力や地熱発電、太陽光発電、風力発電等の比率も高いのです。
暫くは、石油・石炭の火力発電は避けられそうもありません。
その上、それらの資源は新規開発が止まっているために、価格の高止まりが予想されます。
電力が安いという事は、その地域に住む人々だけでなく、その地域の企業にも大きな恩恵を与えます。
更に、水資源と安い賃金の労働力が他の地域よりは多い九州。
電気代、豊富な水、安い労働賃金、そして円安。
ここまでくれば、日本国内だけでなく、世界から見ても九州は有望な地域となるのです。
これほどアドバンテージを受ける九州の時代は100年に一度くらいの気がします。
これからも、九州とそれに関する企業に積極的に投資したいとワクワクしています。