現金に関する考え方
2026年7月24日(金)は、いつものように午前中は株式市場の画面に注意しながら、新聞二紙を読んでいました。
またもや日経平均は2000円前後下落。
これほどの振幅の大きさを体験すると、株式投資に恐怖を覚える人は少なくないかもしれません。
やはりリスクのある株式投資よりも、現・預金の方が安心という人も減らない要因でしょう。
確かに、このAI・半導体相場がはじけたら、日経平均は一気に5万円台に逆戻りです。
いくらインフレが進んで、将来価値が下がろうとも、現・預金が良い場合があります。
それは中小企業の経営においてです。
特に社員を抱えていたりする場合は尚更です。
非常事態に一番役立つからです。
加えて負債がない高齢者にとっては、現・預金の方が圧倒的に安心で有利となります。
先ずリスクがないことが一番で、ストレスが発生しません。
加えてインフレにより預金金利が上昇し、利息の額が増える割には消費は減退する。
現・預金を保持するメリットがあるのは、上記二つの例くらいだと私は思います。
それ以外は、少々リスクを取りながらも、投資をしなければ、これから数年間は不況感から逃れられない気がします。
ドル円が遂に163円と安値を更新しました。
原油先物も90ドル前後と急騰中です。
するとどうなるか?
物価は更に上昇し、金利も上昇します。
特に住宅ローンを変動金利で借りている人たちは、その衝撃がダイレクトに伝わります。
一般庶民や対策を打っていない中小企業には、益々不況感が漂うのです。
しかし、上場企業を見れば分かるように、増収増益を達成している企業が数多く出ています。
大企業ほど各種商品の値上げを進め、その度に名目の売上高も利益も増えます。
その大きく増えた利益を、社員には少ししか還元せずに、株主への配当金を増やし、自社株の消却に使用します。
すると、その会社の株価は上昇を続けるのです。
つまり、倒産の恐れが少ないしっかりした会社の株を持ちさえすれば、配当金であるインカムゲインは増えるし、株価上昇による譲渡益(キャピタルゲイン)まで手にできるのです。
具体的な例を私の「一人法人」で示しましょう。
約4年前に投資用ビルを売却して、大きな借金を返済し、利益が少し出ました。
銀行にとっては、融資を返済されると痛手ということでした。
申し訳なかったので、何とか御礼の形を取ろうと考えました。
普通の人は、利益の一部をその銀行に定期預金します。
この点が私と一般の人との違いです。
私はその銀行の株を773円で購入したのです。
この時点で銀行の利息が3%くらいあったら、私でも定期預金をしていたかもしれません。
当時はたしか、0.002%が1年定期預金金利でした。
「一人法人」のPLでは、年に1株50円の配当金が出ていましたので、年に2回法人口座に振り込まれ続けました。
それが、今年になってから1株140円に増配したのです。
ほんの4年間でも銀行預金の定期預金利息と比較すると、1500倍以上になっています。
株式投資の素晴らしいのは、このPLだけでは終わらないことです。
その日のこの銀行株の終値は4441円でした。
あくまで捕らぬ狸の皮算用ではありますが、「773円」が勝手にその日には「4441円」と、5.7倍となっていました。
私が特別だったわけでも何でもありません。
感謝の印として、株を購入して放って置いた結果なのです。
「一人法人」設立と同時に低利で多額の融資をしてくれた恩は、決して忘れません。
「一人法人」を手放すか、私自身が死ぬ直前までは、その銀行株の売却の予定はありません。
因みに「一人法人」の定期預金は現在「0」、普通預金もわずかしかありません。
