自信は揺るがない
昨年の12月終わり頃に、オープンにした私一人の会社が所有するビルの売却の件。
まるまる1か月が経過しました。
その間に3回の途中経過報告書が担当のW君から届きました。
一昨日、より具体的な報告がしたいと電話があったので、午後3時から連絡会議を新居で行いました。
今回で4回目の報告になります。
内容を聞きますと、やはり利回りの点が少しネックになっているらしく、具体的な話までいかないとのこと。
満室状態で5.07%をどう捉えるかということです。
それでも、不動産業者を中心に7社ほどの問い合わせがあっています。
そこで私は、持論を彼に話しました。
現在の福岡市内の賃料が旧態然として安すぎる、ワンルームは供給過剰状態だが、立地は最高なので関係ない。
今後も空き部屋が出たら、どんどん値上げをしていく旨述べました。
他の不動産情報を聞きますと、福岡市内の中古マンションの値上がりがかなり激しいとのこと。
コロナ禍でも福岡市内の商いは活発だが、出物が少なくなっているとの見解でした。
地元の不動産業者達が、アパグループが博多駅周辺の土地を一気に買い漁って、驚いているそうです。
彼等からするとかなり高いとのこと。
しかし、この感覚の違いが普通の不動産業者と超一流のホテル開発社長との違いでしょう。
アパの社長は、「日本の東の玄関は東京、西の玄関は福岡」と常々言っているのです。
灯台下暗しで地元の人々には、将来が見えていない気がします。
私がMJRのマンションを購入したときに、マンション相場は150~160万円/坪でした。MJRのマンションが初めて200万円/坪を超えたときに、地元の不動産業者は一様に驚き「売れない」と言っていたのです。
そのマンションが1か月で完売し、現在、同様な場所での新築マンション価格は、280万円~300万円/坪となっています。
家賃は古くなった分だけ値下げしなければならないとか、200万円/坪を超えるマンションは売れないとか、今までの常識の延長線上でしかないのです。
さて、私の仮説が正しいのか楽しみです。