真骨頂
昔から「猿の金融予測」というものがあります。
猿がダーツを投げて選んだ銘柄で組んだポートフォリオと金融のプロが選んだ銘柄で組んだポートフォリオの成果はほとんど変わらないというもの。
私もこのブログで何度も、アナリストの予測は全く当たらない旨を書いてきました。
ここ数日のこれほどの日本株の下落を予想したアナリストは皆無でしょう。
私は2ヶ月ほど前にこの予想を記述しましたが、それに対して何ら対策を打っていないので同じことです。
肌寒い中、いつものようにボロジャージを着て書道教室へ行きました。
その日は行書の練習。
来週は証券会社のセミナーがあるので、書道教室を休むため、少し延長して練習しました。
たまたま、生徒さんたちが早めに教室を出たため、私と先生の二人きりになりました。
この数日の日経平均の急落が、彼女の保有している銘柄にどう影響したか気になっていました。
彼女は私の影響で2年前に株式投資を始めていて、6番弟子になります。
当初、どのような銘柄を選んでよいか分からないという相談を受け、「自分が理解できる身近な会社を選べばよい」とアドバイスしていました。
そこで彼女が選んだのが、当時夏前だったので飲料メーカー2社と、知り合いが勤めている薬品関連会社だったのです。
「これだけ株価が下がって大丈夫でしたか?」との私の質問に「えっ、そうだったの。知らんかった」と。
飲料メーカー2社は含み益が増え、配当もあり楽しい。
薬品メーカーは少し含み損が出ているけれど、薬は絶対に必要なものだからずっと保有し続けると。
私が推測するに、飲料メーカーは消費税が1%に減額されることにより、売り上げ増が見込まれるとの思惑で買われているのでしょう。
それにしても、ほとんどの投資家が慌てふためいている時に、この余裕です。
金融資産800億円を保有している伝説の投資家である清原達郎も、プロより素人の方が勝ちやすいと自著の本で述べていました。
理由は、時間を味方につけて、上がるまで持ち続けられるからです。
松下幸之助は「私は失敗したことがない。なぜなら成功するまで続けるから」と言っています。
また古い言い伝えに「世界には『雨乞いをすれば、必ず雨を降らせる部族』がいる。なぜ雨が降るのか?彼等は雨が降るまで雨乞いを止めなかったから」とあります。
株式投資は、頭の体操と割り切り、楽しみながら気長にやっても十分に採算が合うと思います。
