中小企業の壁

 経営書等に「中小企業の壁」として、よく1億円と10億円が登場します。

私のつたない経験から言うと、一人で出来る限界の売り上げ高は5000万円前後。

自分が留守にしてもよいパートナーが一人か二人入社して1億円超えが可能。

 1億円を超えてくると、同様な事を増やすか、同様な店を増やせば10億円に近づきます。

しかし、不思議な事になかなか10億円は超えられないのです。

私も御多分に洩れず97000万円の売上高で終わり、そのまま息子達に経営を譲りました。

振り返ると、自分一人の管理能力は10億円未満までという事です。

 10億円を超えるには、本当の意味での片腕がいります。

自分と同等以上の力量を持った人が、自分と同じ道を進もうとしたときに、この壁は乗り超えられる気がします。

 息子達の会社も、今年の大型新規出店で、それぞれ10億円に手が届くところまで来ました。

果たして私が成しとげられなかったこの中小企業の壁を突破できるか。

 我がグループ最大の11店舗めが、いよいよ霧島市に本日4月12日(水)に「トライアンフ鹿児島」としてオープンします。

この延べ床面積140坪の新店長は、26歳の若者なのです。

何時の世も、大きく変わるには「よそ者、馬鹿者、若者」の力が必要と決まっています。

 この若者は、私の知る限り、今時珍しいほどの野心家です。

現状維持の各店長達をぶち抜いて、年収1000万円超えを一時も早く達成して欲しいものです。

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