久し振りに良かった  5.

大山社長は男5人、女3人の

8人兄弟の長男。

 

19歳にして、下の兄弟7人を含む家族全員の

生活すべてが、彼にかかってきた。

 

必死に仕事をこなし、自分が行けなかった大学に

下の兄弟全てを行かせた。

 

講演会の後に交流会にも参加しました。

講演会には300名、交流会には70名ほどが出席。

 

交流会ではメインテーブルのすぐ横のテーブルに陣取りました。

挨拶や乾杯の後に、名刺を持った人々が大山社長の前に

ずらっと並びました。

 

私はビュッフェの料理をゆっくりと食べながら

その様子を観察。

名刺を渡し、一言二言の自己紹介で次々に人々が交代していました。

 

30数分経った頃に列が無くなりました。

すると女性秘書が数皿に食事を盛ってきて

それを美味しそうに彼は食べていました。

 

10数分後食べ終わって手持ち無沙汰にしていた頃を見計らって

私はゆっくり彼の前に。

丁寧に名刺交換をして「一つだけ質問して良いですか?」

 

私:倒産寸前の時に何を思い、どう乗り切りましたか。

彼:この世からいなくなりたかった。

ただ、仙台から列車に乗り東大阪に向かうまでの途中で

東京、名古屋と次第に近づくにつれ、現実に引き戻された。

東大阪に着いて家族全員の顔を見た時に

絶対に諦められない、負けてたまるかと再生への意志を固めた。

家族が一番大切ですよ。

家族を大事にしてください。

 

私は彼と強い握手を交わしました。

これで彼の運気ももらえました。

 

彼の語録

1.立派な長男がいると、家族や兄弟が結束して良い家族として繁栄する

2.頭で考えていると思いが優先しがち。書くことによって思考が整理される。

3.ターゲットとなるお客様は誰なのか、そのお客様に対して何をどう商品化するのかがポイント。

4.当社は危機を前提にして経営している

5.誰もやっていないことをすれば、必ず道が開ける

6.やはり需要創造、これが一番大事

 

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