まさか

携帯がけたたましく鳴ったような気がしました。

電話の主は、とある店舗の店長です。

今月のメーカー支払いに○百万円足りません。

 

今年の8月にも別店舗の店長から同じような電話が。

理由は大きな金額の車両を数台しか販売していなくて

その上工賃の額も少なく、粗利率が低くなり

翌月に売りが止まるというパターンです。

 

加えて、熊本の震災で修理費用がかなり発生しました。

夏に私の預金を取り崩し、今回は拝み倒して、来月には全額返す約束で

魔ダムの預金を取り崩しました。

 

この二店共に共通なのは、店舗建設代金の借り入れ返済が

毎月かなりに上ることです。

二人の店長はそれぞれに努力しています。

しかし、如何せん売上高不足なのです。

 

既述していますように、私も魔ダムも給与を

最低限まで減額済みです。

これ以上減らすとしたら・・・。

 

暗い気持ちのまま就寝しました。

夜中に目が覚めて、依然気が晴れません。

こんな時には思い切り汗をかこう。

朝一番のテニスレッスンに空きがありました。

 

効果はてきめん。

へとへとになりシャワーを浴びたらスッキリ。

「うん、無い袖は振れん。冬は社員に少し我慢してもらおう」

 

次のステップに向けて、力を蓄えるために

縮んだと思えばよい。

それと、本部振替を借入金がある店とそうでない店に

もう少し差をつけた方がより公平だとも気づきました。

 

ことほど左様に、まだまだ未熟な会社組織なのです。

 

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