逆を行く

西日本新聞の広告欄に、刺激的な広告が掲載されていました。

「にしてつの賃貸管理 5つのお約束 その3」というもので

『「空き室対策に家賃を下げましょう」なんてことは、

口が裂けても言いません。』

というものです。

 

既述していますように、実験的に昨年から不動産投資を始めました。

不動産会社のH氏から紹介された管理会社が

良くしてくれるのでほとんどストレスはかかりません。

 

唯一かかるのが、転勤等で空き室が出る場合です。

1ヶ月以上その状態が続きますと不安になります。

 

不動産賃貸業は、一般的には経過年数と共に

また、小売と一緒で需給の関係で

家賃は下がるものといった概念があります。

 

その様な常識をひっくり返す言葉で、この広告を見ただけで

その会社の優秀さと自信を垣間見ることができるのです。

 

私もその考えには賛成で(福岡の一部の地域に限り)、

昨年1年を振り返りますと延べで5ヶ月が1室だけ空き室、

残り7ヶ月は満室状態でした。

 

そして、空き室が出る度に、実験的に

余程の悪い要因が確認されない限り

以前より1000円だけ値上げを実施しています。

つまり、自ら利回りを上げていくのです。

結果は、この4ヶ月は満室状態です。

駐車場も上げましたが、こちらは

2台分空いたままですが。

 

我々、二輪業界も同じです。

売れなくなると、殆んどの店が値下げに走ります。

ただでさえ、非常に低い利益率で苦労しているにも拘らずです。

 

不動産も、二輪も単なる「もの」の売買ではありません。

販売して終わりではなく、それ以降のお客様との

付き合いが重要なのです。

 

ある程度の利益を確保していないと、

販売後のお客さに満足を与え続けることは不可能なのです。

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