秀逸
私はこの業界に何も知らずに飛び込んだので、
恐いもの無しで、いろんなことを先んじて実行してきました。
広告に関してもそうです。
新聞の折込チラシが全盛の頃、4輪の地方中古雑誌に
二輪を掲載したのも私が初めてですし、
当時の黄色のNTTタウンページに「買い取り」の
全面広告を出したのも私が初めてです。
ちょっとしたアイデアで当時は競合店と差別化でき
我が世の春を謳歌したこともありました。
ところが現在では、デジタルとインターネットの普及で
媒体の差別化はほとんど出来難くなっています。
ベースはHPが主体で、何処でも誰でもそこそこの金額で
同じ土俵に立つことができます。
差別化はその進歩にどれだけついて行けるかだけに
掛っている気がします。
今般大手IT企業に全店分のHPのリニューアルを依頼しました。
先ずスマホ対応、次に自分達で内容を
自由に即座に変更できるように、
その上、サーバーの容量を数倍に増やすことです。
1年かけて相当な金額になります。
再三既述している通り、二輪業界の川上が急激に変化しています。
川下の我々が先取りしなくては一気に置いて行かれる恐怖心があるのです。
ただいつの時代もそうですが、仏作って魂入れずに
ならないようにしなければなりません。
中身が差別化に繋がるのです。
九州のバイクショップのHPを常にチェックしています。
その中でも秀逸だと私が思うのが
佐賀 モーターワールドクリエイトの「TOURING & EVENT」
福岡 スクータイタリアーノの「工場通信」
物売りから事売りの変化とプロ意識が感じ取られると思います。