カラ元気

ビジネスマンならよく理解できると思いますが

電話応対は非常に重要です。

私は常に、「元気よく大きな声で」をモットーにしています。

 

これは私が新入社員で本社の販売促進部にいた当時

少し難聴であったせいもあり、電話の受け答えが

大きな声とそれに伴い元気よく聞こえたらしいのです。

 

すると、全国各地の代理店等の代表者の方々が口々に

「今の電話の元気の良い男は誰だ」とすぐに評判になり

田舎者の何も仕事ができない私にとって、物凄い自信になりました。

 

昨年弊社グループで一番業績が良くなかった

YSP菊陽のスタッフ達に私が

「これから俺の言うとおりにしろ。必ず九州1位にしてやる」といって

最初に指示したことが

「電話対応の声は、評判になるくらい大きく・元気よく」でした。

 

今でも私の携帯に電話がかかると

「元気がいいね、会社も調子がいいのでしょう」と言われます。

既述の通り会社の業績はいまいちパッとしていないのにです。

 

私はそのような時に決まって『カラ元気です』と答えています。

この「カラ元気」は経営者にとって決してバカにできないのです。

社内も社外も経営トップのあり方は常に見ているからです。

 

私も普通の人間ですから、落ち込んだり悩んだり

愚痴を言ったりすることはしょっちゅうあります。

それでも、この電話応対の「元気よく大きな声」は

今ではどのよう状況下でも反射的にできるようになりました。

 

家の中で暗い顔をして、愚痴ばかり言って

家人に忌み嫌われようと、

ジーンズを穿いてヤマハのシャツを着、

赤とゴールドのコンビの時計を腕にはめ、

カラフルなスニーカーを履いて

一歩外に出る時には、『カラ元気』の塊になるのです。

 

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