神風が吹かない限り

 2026年3月10日(火)~15日(日)まで、読むことが出来なかった日経新聞と西日本新聞の朝刊合計12部、日経新聞夕刊5部が机上に置かれていました。

それらに加え、旅先で手に入れた朝日新聞・読売新聞・産経新聞の合計5部も積まれていました。

全てで22部の新聞を、14日(土)~15日(日)にかけて、全て読み切りました。

 10日分から読み始めたので、世界中の政治や経済やスポーツ等の事実の推移や、評論家の意見を時系列的に理解できました。

最後の15日分を午後10時頃にやっと読み終えました。

 ニュースでWBSでの日本の敗戦が伝えられていました。

私はある意味、お祭り騒ぎが終わって良かったと思っています。

理由は、これから日本経済は、今までに経験したことのない不況(スタフグレーション)に陥る可能性が大だと感じたからです。

息子達ヨ、騙されたと思って、仕入れと支出の抑制を徹底すること。

現金比率を上げ、借り入れができるなら、短期資金も借り入れて経営に余裕を持たせること。

 私は39年の長きにわたる経営者の経験として、物事を最悪の状況を想定して考える習慣が付きました。

これからの私の感想は、あくまで最悪の事態を想定していると理解しながら読んでください。

 トランプ大統領の読みが甘かったせいで、米国は本格的な戦争へ突き進まざるを得なくなりました。

佐世保と沖縄の米国海兵隊を2500人も中東へ派遣することを決定したのです。

 イランの国土は広く、山や砂漠が多く点在し、地上戦ともなれば、圧倒的に米国は不利です。

イラク戦争とは格段の違いがあります。

米国が報道規制を始めたということは、戦況が良くないことの裏返しなのです。

イランの戦術は的を射ています。

今後、湾岸諸国にある米国のAIのデータセンターを破壊するというのです。

原油という足元だけでなく、AIという頭脳まで機能不全となれば、米国そのものがおかしくなります。

 ドバイからの輸入原油価格が、毎日日経新聞に掲載されています。

今年の1月8日(木)のそれは、1㎘ 57.750円、それが3月13日(金)には、122.990円と倍以上になっています。

この異常がどれほど経済への悪影響を与えるか、理解できていない人々が大半なのです。

 賃上げどころか、中小企業の倒産急増、大手企業のリストラ加速、求人倍率の1倍割れが一気にきます。

その時に初めて一般庶民が気づき始めるのです。

 円安が更に加速するかもしれません。

現在の159円は、投機筋のお金はほとんど入っていなくて、自然現象なのです。

そうなると160円を超えても、為替操作ができなくなります。

 コロナのパンデミックの時には、金融緩和(金利を極端に下げる)が効果を上げました。

しかし、今回のようなインフレが続く時に金融緩和は出来ないどころか、金利を上げざるを得ないのです。

つまり、特に脆弱な財務体質の中小企業にはとどめを刺されることになります。

 やっと実質賃金がプラスになったのも束の間で、一気にマイナスへと変わるでしょう。

モノの値段も、ここ数年で値上げに対する躊躇が無くなったメーカーは、更に値上げに走ります。

私などは、予想するだけでも怖くなります。

 モンゴル帝国が日本を襲ってきた、1274年の文永の役と1281年の弘安の役のように、神風でも吹かない限り、避けられない気がします。

 リーマンショック以上に歴史に残る大不況を、若き経営者である息子達は経験することになるでしょう。

それが、どれほどの苦しみを与え、生活を一変させるかを体験することになります。

改めて、お金の個人での貸し借りは絶対にしてはいけないし、連帯保証などもってのほかであることを肝に銘じること。

.且つ社員は少数精鋭に徹することです。

非情になれない人が、経営者になっては害毒をまき散らすだけです。

 忍耐と静観を決め込んでいた私ですが、防御株でさえ20年ぶりに私はいつ売却するか思案を始めました。

それほど、異常事態になる気がしているのです。

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