恐怖
最近、裁判の再審制度が注目を浴びています。
DNA解析の技術の進歩と、自白による調書の信憑性も疑われて、冤罪の可能性が指摘され始めました。
タイムリーに私が以前から興味を持った人物の記事が、日経新聞の「私の履歴書」に掲載され始めました。
その人物とは、元厚生労働次官の村木厚子さん。
事件の詳細は、読者の調査に任せるとして、私は彼女の逮捕が報道されたニュースを観て、直感的に彼女は無罪だと思ったものでした。
理由は簡単です。
そのような罪を犯す『顔』をしていなかったからです。
2026年3月9日(月)現在で9話になります。
毎回、赤鉛筆で線を引き、切り取ってクリップ止めにしています。
最終回になった時点で、息子達に回覧する予定です。
このブログを書いた時点で、大いなる恐怖を感じました。
裁判が必ずしも正義の味方では無いという、事実を突きつけられたからです。
裁判に勝つ「6つの法則」があるそうで、裁判官・弁護士・検事の力量、それに加えて「被告人がいい」「事件の筋がいい」「運がいい」が揃わないと、無罪になれない可能性があるというのです。
弘中惇一郎弁護士の「残念ながら、取り調べは公平公正とは言えない」の言葉も重く響きます。
それを聞いた彼女は、検事とのやり取りにどんな罠が仕掛けられているかに神経を使ったそうで、逐一にノートに記録して、弁護士に内容を手紙するのです。
彼女は拘置所に164日間も拘束されます。
頭脳明晰で、前向きに考え方を変えられたからこそ、そして何より「運」が良かったから、今回の無罪を勝ち取れました。
すぐに自分だったらどうだろうかと考えました。
頭も良くなく、意志も弱い私は、数週間で楽になりたくなり、検事のシナリオに沿った供述書にサインしてしまう気がします。
最終的には、証拠隠滅容疑で主任検事が逮捕されることになります。
文章を何度も読めば読むほど、彼女の芯の強さと、家族のサポート、それに「運」の良さを感じます。
彼女が心の支えになった言葉。
*「一日一生」(先のことは考えずに、一日を一生と思って生きる)
私が改めて思ったこと。
*「運」が非常に大切
*信念を貫くにもお金が掛かる
*普段から信用される行動をとり続けていることが重要
