変人と変人の繋がり
私は昔から、他人から少し変わっていると言われていました。
サラリーマン時代は上司から、起業してからは、顧客の中に周りから嫌われている人に普通に接していて、お客様にそう言われていました。
自覚はあまりないのですが、天邪鬼の性格は感じています。
人には素直になれと言いながら、自分は一旦は全て疑ってかかるところなどがそうです。
まあ、幼子を抱えながら未来予測も不明なまま脱サラするくらいですから、他人の評価は当たっているのでしょう。
また、一番身近な真ダムがそういうので間違いないかもしれません。
私の経営の師匠である鹿児島のK氏、福岡のM氏などはこの私から見ても極端な変人です。
私以上に友人がいない人達で、私と最も違う点は、会社創業時の社員が二人の師匠とも一人もいなくなったという点。
類は友を呼ぶのでしょう、私の数少ない友人が、既述した病気のデパートに罹患しながら、旅行雑誌の記事と写真を掲載し続けているT君です。
記事を書くために毎年車で5万キロ走るとのこと。
真ダム曰く、彼女が知っている私の高校時代の二人の友人の内の一人なのです。
突然の彼からのメールで、驚くと共に会いたくなりました。
ちょうど、取引先の社長と社員からの私の退任祝いのお返しに、熊本市へ行くことを決めていたので、その日にT君と夕食を共にすることにしました。
ドキドキの高速道路のETC通過でした。
長男の会社のカードを破棄して、新しいものに換えたばかりでしたので、上手く作動するのか心配だったのです。
「ETCマイレージサービス」「ETC利用照会サービス」の二つをQRコードを使い、スマホから申請したばかりでもありました。
高速道路を無事に往復出来て、先ずはホッとしました。
さてT君との会食時の会話の内容です。
私は、彼の病気の罹患を心配しながら、収入面でも心配していました。
豈図らんやで、いたって健康で、収入も年収1千万円を超えているというのです。
糖尿病、脳梗塞、胸腺癌に罹患していたにも拘わらずです。
特に胸腺癌はステージ4だったとのこと。
健康診断のレントゲンの白い影から分かったそうです。
胸腺癌は切除して、現在半年に一回の検査を行っている
珍しいがんで5年生存率のデータがないとのこと。
脳梗塞も糖尿病も薬を飲みながら、好きなものを食べて、仕事に邁進している。
もともと酒は飲まないし、タバコはかなり前に止めたとのこと。
彼の変人度は際立っています。
私などは、自分の卒業した高校が誇りなのですが、彼は、その自分が一番というプンプンした保守的な考え方が嫌いで、一度も同窓会に参加していません。
次には、彼女を選ぶ際も、ほとんどの人が可愛いと思う女性には関心を示さず、地味な女性を選んでいました。
大学時代の同好会も、困った人を助ける福祉関係でした。
彼の親友であるK君とも私は親しいのですが、そのK君も昨年家族を置いて、たった一人で1か月間もバックパッカーとしてネパールを旅しています(古希なんですよ)。
何故私がこのような彼等との長いつながりがあるのかは分かりません。
私から連絡することはまずないのにです。
私から見ても、彼等は大いに変人なのです。
今までの経緯はどうあれ、T君は現在楽しく充実した人生を送っていました。
投資には一切興味はなく現金主義で、悩みは収入が多いせいで、年金がどんどん減額されていることくらいでした。
彼の自慢の一つが人生で借金をしたことがない。ローンというものを組んだことがないというのです。
自宅はどうしたか聞くと、祖父母が亡くなって、古い家をそのままもらったと。
色んな生き方、考え方があると感じた夜でした。
久しぶりに上通を、高校時代を思い出しながら散策しました。
長崎書店、丸文同書店、ラーメンのこむらさき、大谷楽器、同人堂薬局はそのままでした。
高校2年生の時の初デートの場所である、SWISSというケーキ&喫茶の店も、大人の香りがする岡田珈琲&喫茶店もそのままありました。
故郷があるのはいいものです。
