簡単ではない
私は、自分を含め家族には株式投資を勧めています。
これをすることによって、政治や経済に関心を持てるようになるからと、資産を増やす効果もあるからです。
けれど、他人にはあまり勧めません。それは理由が不明のまま株価が下がることがあるからです。
どうしても、株式投資をしたいという人には、「0になっても生活に困らないお金で投資しなさい」とアドバイスしています。
あのJALでさえ倒産したのですから、どのような企業にもそれなりのリスクはあります。
今回も、理由のない大きな下げを我々は経験しました。
会社で毎月定額投資をしているジャックス株のことは何度も記述しました。
現在では、平均買値が約3400円で、つい先日5800円を超えたと喜んでいました。
ところが、2月6日(火)に発表された第三四半期決算の結果を受けて、株価が急落。
2月7日(水)の終値は何と5520円となったのです。
決して悪くない決算だし、増配も約束しています。
それなのに何故?
そういうときの注釈は大体決まっています。
「材料出尽くし」か「アナリストの予想を下回った」です。
初めて株式投資をした人がこの株を5700円で買っていたら、5800円を超えた段階で嬉しくなり、昨日で真っ青になるという事になります。
ここら辺が難しいところです。
我々のグループ会社での毎月定額の購入では、こういったことでは一喜一憂しません。
10年は購入を続けるつもりなので、下がったらその分買える株数が増えると、ゆったりと構えるのです。
よほどの大事件がない限り、BS上問題なければ、上昇を待つしかないのです。
日経平均の動きに違和感を感じる話は何度かしました。
いっそのこと、一時も早く急落して欲しいものです。
そこで灰汁抜けすれば、それからは正常に戻ることが殆どです。
攻撃株の「オンワード」と「シンニッタン」共に、面白くない株価の動きが続いています。
ただひたすら我慢するしかありません。