先んずる
JR西日本が豪華寝台列車を17年春に運行予定と新聞に発表しました。
感想はというと、やはり二番煎じです。
「ななつ星in九州」は、一番最初に、それも今までの感覚の度肝を抜く
衝撃的な造りとデビューでした。
この計画を考えた人もすごかったが、やはり、最終決定をして実行させた
経営者に非凡なものを感じます。
会社は、経営者の器以上に大きくなれないと言われ続けていますが
まさしくそれを感じます。
経営的には売上高も年間5億円くらいで、利益もあまり出ないそうです。
それでも、ローカルイメージが強かった「JR九州」の名を
全国いや、世界に知らしめた効果は大きかったと思います。
何より、我々九州人に「ななつ星」は、九州を走っているんだという
誇りと高揚感を与えてくれました。
ソニー創業者の一人である盛田昭夫が好んだ例えとして、
アフリカで靴を売れと命じられたらどう思うか?
1.ほとんどの人が裸足でこんな場所では靴なんか売れません
2.ほとんどの人が靴を履いていないし、靴屋もない、無限の可能性があります