本格的な物価高
日銀が今月12日に、6月の企業物価指数の速報値を発表しました。
円ベースでの輸入物価指数は、前年同月比で28%上昇。
上昇率は1981年以降で最も高い数値となりました。
米国の6月におけるCPIも発表されています。
上昇率は前年同月比で5.4%と18年振りの上昇率です。
主な原因は、原油高と家賃の高騰。
上記の二つの事項を見て、容易に想像できることが有ります。
日本の対米貿易収支は、大幅な黒字の減少か、赤字転落です。
我々一般の消費者にとって、輸入物価が上がることは、日常生活でかなりの影響が出るという事なのです。
身近でも、オートバイの純正部品、ヘルメット等の用品価格の仕入れ価格が上がりました。
福岡市内は、不動産価格がかなり急上昇しています。
それにも拘らず、家賃は上がっていないのです。
素人の私は、数年前からそれはおかしいと思い、私の投資物件では、空き室が出た度に逆に値上げを実施してきました。
一般的には、建築年数が増すごとに家賃は下がるそうです。
今後私の仮説が正しいかどうかは、空き室が埋まるかどうかにかかっています。