何もしない勇気
3月のコロナショックで日経平均が暴落しました。
その頃からネット証券の新規開設口座が急増したことは頷けます。
その頃新規開設した人は、ほとんどが儲けが出たはずです。
「濡れ手で粟」を実感した人も多かったと思います。
株式市場に人が増えることは、市場が大きくなることでとても良いことだと思います。
最近の乱高下で肝を冷やした人もいたはずです。
特に、最初のビギナーズラックで気を良くして、さらに買い進んだ人は、最近不安が増していることでしょう。
余程の猛者でもない限り、中長期で投資するに限ります。
定期預金の利率が「0.01%」ということは、元手を倍にするには『72の法則』からすると、複利でも7200年もかかります。
この事を考えると、少々リスクをとっても、投資に回すべきなのです。
最近の売買高が11億株~12億株と低位です。
つまり参加者が少ないという事です。
こういう状態の時には、環境がどうであれ、休むに限ります。
株式投資を始めたら、毎日お目当ての株価が気になりだします。
見ることは構いませんが、相場観を養うため何もしないことも必要なことを知ることです。
今月末くらいまで様子見な雰囲気です。