ポジションが人を作る
最近息子達が本部へ来ることが増えました。
郵便物等が急に増えたのと、本部を通じたお金の流れが頻繁になったからです。
本部に居る時も、しょっちゅう携帯電話が鳴っています。
メーカーの販路政策の変更、働き方改革の順守等、いろんなことが一度に懸案事項として発生しています。
私の中では、このようにしたら上手くいくという感覚はあるのですが、敢えて口出しはしません。
自分で考え、実行し、失敗し、反省する事が成長に繋がるからです。
法的な問題等があればすぐに口出しします。
若いからとか、知らなかったでは済まないことが多いからです。
本人達は、まだまだ実印の重みを理解していません。
社員は休ませながら、彼等は休日返上で仕事です。
別に誰も褒めてくれるわけでもなく、家族からの冷たい視線を感じながら。
経営者、特に中小企業のそれは当然のことなのです。
一人何役もこなさなければ回りません。
そこまでしても、社員のミスは社長の責任です。
これらの矛盾を抱えながら、会社や社員を成長させることは、並大抵のことでは有りません。
少なくとも、健康な体と健全な精神が無ければ持たないのです。
そういう観点から、中小企業の社長は30代~50代までが最適な気がします。
私の30代と比較すると、環境的にかなりレベルの高い経営をしなければなりません。
この2年間で二輪業界の趨勢は決まります。
傍らから、必死で仕事に取り組んでいる二人にエールを送りたいと思います。