使い倒そう

 2026年5月5日(火)17:48 読了。

「日本経済 AI 成長戦略 松尾豊 監修 冨山和彦 著」

息子達ヨ、購入して必ず読むべき本です。

中小企業の経営者や野望がある個人にも是非お勧めです。

 難点は頭脳明晰な二人のせいか、カタカナ語が多いことです。

50年近く英語に遠ざかっている私には、ストレスがかかりました。

まあしかし、その度に無料版「チャットGPT」で意味を調べ読み進むことは出来ました。

エコチェンバー、LLM、エージェントレイヤー、フォーディズム、リベラルアーツ、アカウンタビリティ、KPI、ケイパビリティ、コンテキスト、インファレンス、リーズニング、コンピタンシーetc.

 私なりの読後感を簡単に述べます。

1.AIは産業革命に匹敵するほどの大変革を社会に及ぼす

2.どんどん進歩するので、とにかく使いこなすべき

3.デジタルトランスフォーメーション(DX)に乗り遅れた日本にこそ勝機がある

4.ほんの一握りのボスと、実行部隊だけが必要で中間層がいなくなる

5.AIトランスフォーメーションを使い倒して、付加価値労働生産性を上げ続ける企業しか生き残れない

6.技能レベルが高くなれば高収入の仕事になる

7.平均レベルのIT系ホワイトカラー人材は、根こそぎAIに代替される

8.高専のような実学が最も必要

9.大卒の7割がAIと競合状態となり、壮大な悲劇を生む

10.ボスになれるのはほんの一握りのエリートだが、頭脳明晰だけでは駄目で、責任が取れる立場での経験量が重要となる

11.付加価値労働生産性を上げるには「分ける化」と「見える化」の二つで十分

12.付加価値労働生産性を上げて、賃金上昇を持続させれば、優秀な人材獲得になり差別化できる

13.成長ドライバーに最も適しているのが『買収』

14.買収時に理解できない事業は止める

15.キャッシュフローが安定的で現場現業型の事業は生き残れる可能性が大きい

 私は特にこの14番に納得感があります。

正しく今からの二輪業界そのものだからです。

再三、技術力の向上を目指すようにアドバイスしてきました。

AIには出来ない整備力と、対人に関する満足度を上げさえすれば、バラ色だと感じています。

 最後に、一番面白いと思った冨山氏の表現を記します。

今までの大学受験の感覚は、幕末に武士がこれから消滅する組織で出世するために一生懸命、武芸と論語の勉強に励んでいるようなもの。

ブランドで選ぶ大学受験は、早晩終わりになるでしょう。

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