最高!!!

 2024年6月4日(月)17:48に読了。

「わが投資術 市場は誰に微笑むか 清原達郎 著」がそれです。

 私は若い頃九州から出たことが無くて、地方の大学から新卒で就職した先がお洒落で都会的な神戸。

そこから2年後に転勤で華の都東京へ。

この二つの都市の8年半に及ぶサラリーマン生活で、否応なしに貧富の差を実感しました。

 特に東京に出てからというものは、資本主義の原点を知ることとなり、急激に野心が芽生えだしました。

そこで読み漁った本が邱永漢の著作。野末陳平の書も読み、それからジョージソロス、ウォーレンバフェットと移っていくのです。

 最近まで数多くの投資に関する本を読みました。

41年目の投資経歴の今、『最高』と呼べる本に出合ったのです。それが上記の本です。

投資を始めた初心者のみならず、全ての個人投資家には必須の読み物です。

この本1冊で株式投資の全てが理解できます。

 遺言のつもりで書かれているので、本音が満載です。

プロ意識が強くて少々難解な部分もありますが、特に確率論などは私も飛ばして読みました。

後、一般的な個人投資家には関係ない「ロング」や「ショート」という語句が頻繁に出てきますが、

これは簡単にいうと「買い」「売り」と訳して問題ありません。

特に信用取引を行わなければ関係もありません。

 読後に強く感じたことは、会社経営と株式投資は同じ感覚だという事です。

現在私がワクワクしながら株式投資を行っているのは、会社経営をしていることと同じことだったのです。

窮地に陥った時に自己資金を30億円突っ込みます。最終的に自分のファンドを閉めた時に彼には800億円を超える資産が残りました。

そんじょそこらの「1億円本」とは訳が違います。

 1.とにかく個人投資家の方は節約して株を買う元手をためることが何より大事です

 2.正確に言えば、実は暴落した株を買うリスクは少ない

 3.株式投資は生活が切羽詰まった人間がやるべきことではない

 4.割安でなければ買わないため割高な株のリサーチはほとんどしません

 5.出会いを大切にする。自分に実力があって人としての信頼があれば、良い話は向こうからやってくる

 6.私みたいなレベルの人間が世間に出て成功するためには大きな博打を打つしかない

 7.自分のアイデアに自信がある時には力いっぱい勝負しなけりゃいかん

 8.小型株の多くは基本割安に放置されていて、その中で成長株を見つけて投資できれば爆発的な破壊力となる

 9.BSのいい会社には「増配」と「自社株買い」が期待できる

 10.流動資産の中にある在庫は差し引き考えネットキャッシュを見る

 11.ネットキャッシュが積み上がってくれば業績が伸びなくても株価は上がってくる

 12.業績が伸びていくのを確認してから投資をするのは馬鹿げている

 13.底値付近で買おうと思ったら落ちてくるナイフをつかまなきゃ

その他にもノウハウが満載です。

 驚くほど私の考え方と一致していました。

「日本の株式市場で一番儲けやすく、しかも大きく儲ける方法は、割安小型成長株に投資すること」と言い切っています。

1$が120円になるとの見解は私よりもかなり強気でした。

因みに私の知人は1$が200円の時代が来ると、アメリカ株ばかりに投資をしています。

 プロローグからエピローグまでこの本をしっかりと読み込んでください。

残存者利益の考え方まで、私の経営感覚と同じで驚きました。

彼は私より年下の65歳。

この様な本に出合えた価値は、1000万円分に相当すると感じました。

 

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