笑ってしまう

 一昨日、日経平均があっさりと36000円を超えて、終値で36.546円を付けました。

一時は37000円を窺うほどの動きも見せています。

私は、既述の通りかなりの違和感を持っていますが、改めて現実を直視しなければなりません。

 おととい購入した「月刊 ダイヤモンド・ザイ3月号」の記事に思わず笑ってしまいました。

何度も記述していますが、プロのアナリストが如何にあてにならないかという事です。

 株式投資のプロ20人に今年の日経平均の予想を聞いているのですが、可笑しいくらい全員が外れなのです。

要約すると2~5月頃に3万円まで下落して、年後半に36000円を超えるというもの。

既に今月で36000円を超えていて、20人もの専門家が全員間違っていたのです。

プロ20人の高値予想の平均値は「3万6290円」、安値予想の平均値は3万550円でした。

ピーターリンチが株式投資の法則で、素人がプロに勝つ確率が高いという証明にもなりました。

 これほど外しても高給が取れるアナリストのことを考えると、やはり金融業界そのものが美味しい業界なのだという理解に行きつきます。

まあ、今後日経平均の急落も無きにしも非ずなので、安値予想に関してはまだ外れている訳ではありません。

 私も昨日の終値で、持ち株の残高を計算してみました。

何度も記述していますが、私は現・預金はほとんど持っていません。

少しでも現金に余裕があれば、株式を購入しています。

 私個人と一人法人の昨年末の株式残高と、昨日の株式残高を比較してみました。

何も追加購入も売却もせず、同じ銘柄の同じ数量です。

その残高が勝手に数百万円増加していました。

何もしていなくてほんの1ヶ月で数百万円の利益増なのです。

 一番驚いたのが、子供達の会社が毎月定期的に定額で購入しているジャックス株です。

一昨日の終値が何と5730円と5700円を突破しました。

記述している通り、2700円台で購入を始め、直近での購入価格の平均は3200円くらい。

平均買値に対する配当率は、6.5%に上昇しました。

かなりの含み益となっているのです。

 二輪業界でお互いの決算書を見せ合い、経営の勉強をしている2社にも数年前に勧めましたが、彼等は実行しているでしょうか?

もし実行していれば、高級料理を御馳走してくれるかもしれません。

 事程左様に、何もしない人と果敢に挑戦する人では、かなりの格差が勝手についていくのが、日本の資本主義だと感じています。

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