束の間の安らぎ

先日、大学時代のテニス部でダブルスのパートナーだったM君が

福岡に出張で来るという内容の、ショートメールが着信していました。

 

彼は東京の大手建設会社に勤務していて、

現在取締役として子会社に出向中。

久し振りに会うので、福岡在住の同じテニス部の1年先輩のY氏と

同級のN君にも声をかけ、私の行きつけの居酒屋久米の2階で

食事をすることにしました。

 

年齢は60歳と61歳。私以外は会社のサラリーマン。

Y氏は退職後その会社に嘱託で勤務中。

N君は奥様が現役の公務員で、食うに困らず完全リタイアして

飲み代欲しさにアルバイトでマンションの管理人。

 

自ずと親の介護と年金の話になりましたが

お酒が入って来るに従い、最後は女性の話に。

 

私が知らなかった学生時代の女性関係等が暴露され、

驚きと共に、女性関係に対して当時からうぶなまま

殆んど成長していない私を認識させられました。

 

まあ、どのような過去が有れ、殆んどの人は

いずれはこの集まった仲間のように頭の毛は薄くなり、

お腹はポッコリ出て、周りからはジジイと見られるのでしょう。

 

これからの人生の悲哀を、少しでも忘れさせてくれる

束の間の安らぎがそこにはありました。

 

 

 

 

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