父としての役目
義母と両親の郵便物を、転送で全て我が家に来るようにしています。
重要なものとそうでないもの、緊急性を要するものとそうでないもの等
高齢者には判断は付きません。
先日、父の郵便物の中に国土交通省からのものがありました。
田舎の生家の近くにある山林の一部の土地が父名義になっていて、
そこら一帯の測量を行いたいという内容のものでした。
父に確認しましたら、生家を継いだ弟に全て譲ったと返事があったのですが
登記簿上は他の4人と共に相続で父の名義も含まれる内容でした。
必要でない山林など、数十年前に生家を出て来た父は
無頓着だったようです。
父にはすぐに弟に連絡して、自分名義のものは
無償で贈与する旨伝え、すぐに作業してもらうように
アドバイスしました。
このままの状態で父が他界しますと自動的に
私と私の弟が相続をすることになり
煩雑極まりないことになります。
義父の相続の時に、不良な土地の件でかなり苦労しました。
その体験や自分が経営者であるが故に事業承継等の
基本的な勉強をかねてからこなしていますので
このような事案もすぐに対応できます。
私が苦労した体験を生かして、子供達には
土地や相続の考えかたなど、私の頭が回転している今こそ
キチンと教え、項目別のファイリングをして
見える化を行っています。