1070.3キロ
数日前に、我がグループの業績アップのために『盛運』に方位を取ろうと既述しました。
真ダムの膝の回復も同時に願おうと、スケジュールの空いた数日の中から、行く方面を検討しました。
『盛運』の効果が出るには、100キロ以上のできるだけ遠い場所に行くことと、本に書かれています。
また、私が師事した先生からは、大体25日後くらいから効果が出てくるとも聞いています。
真ダムと打ち合わせた結果、輸入部門の高松店へ行くことにしたのです。
今年の4月3日以来一度も訪問していなかったのも行くきっかけでした。
2025年7月14日(月)午前7時20分に自宅を出発。
山陽自動車道を経由して瀬戸大橋を渡り、高松市内の店に着いたのが13時25分。
真ダムも私も昼ご飯抜きで、真ダムは17時まで経理をこなし、私はその間店のチェックと読書。
経理が終わらなかったので、翌日も朝から行くことにしました。
その日の宿泊先は、「湯山荘 阿讃琴南(あさんことなみ)」。
真ダムの膝と私の腰と足首の治療効果も考えて、店から約50分ほど山奥に入った温泉宿です。
一休の点数もかなり高く、価格もリーズナブルでしたので、露天内風呂付きの部屋を取りました。
生憎の雨と、かなり山奥に上っていく途中で真ダムが「こんな場所にこんな天気で来るのはたぶん私達だけだろうね」と。
ところが、駐車場に着くと何とほとんど埋まっていたのです。
迎えも来ないし、ウェルカムドリンクもありませんでしたので、期待はしませんでした。
後にわかったことですが、午後6時半からのお客様の夕食のためにてんやわんやだったようです。
しかし、入り口は結構お洒落でなかなかいいんです。部屋に案内されると和のテイストの素晴らしいデザインでした。
素材や柄を隅々までチェックしましたが、手抜きがありませんでした。
「ほ~~、大したもんだ」が初感想で、いい意味で期待が裏切られました。
夕食を午後7時30分からの最後のグループにしてもらい、大浴場へ行きました。
洗い場は一人ずつの仕切りがして有り、風呂のデザインも広さも申し分なし。寝湯まで別にありました。
広々とした風呂の一つにジャグジーまでついていて、腰と足首を入念にマッサージ。
案の定、入浴者は私一人で、約40分ほど過ごせました(天下を取った気分になれます)。
真ダムの女湯も彼女一人だったそうです。
夕食はどうかと思いながらも、部屋と浴場を見れば相当なレベルと予想できました。
詳細は省きますが、思った通りの盛り付けと美味しさでした。
部屋に戻り、いつものようにどんな会社が経営しているのかチェック。
合点がいきました。
この宿は8年目になるのだそうですが、関西では超有名な「ホテルニューアワジグループ」の経営だったのです。
この会社は22の各種の宿屋を経営しています。
旅館、ホテルの経営とデザインのノウハウが蓄積されているのです。
翌日は午前6時過ぎに部屋の露天風呂に入りました。
真下に川が流れ、目の前は昨夜雨に打たれて緑が濃くなった森林の木々の数々。
マイナスイオンを30分ほど浴びました。
朝食も満足するもので、午前9時半にチェックアウトしたら、女性が台車にバッグを乗せて見送りしてくれました。
午前10時半頃店へ着き、今回も昼食抜きで真ダムの経理が終了するのを待ちました。
やっと終わったのが15時20分。
いくら子供達のためとはいえ、69歳でここまで集中して仕事をする姿を見ると、本当に頭が下がります。
15時30分に店を出て、自宅へ帰りついたのが22時3分。
山陽道の広島IC手前で、トラックのフロントタイヤがバーストして、大渋滞になっていたのです。
真ダムが「運転お疲れ様、何キロ走った?」
高松店までの往復距離は1070.3キロでした。
