そういう時代になった

 2024年9月24日(火)付けの日経新聞朝刊を見て、大いに驚きました。

私が創業した1987年以前から、日本一の売上高を誇って現在に至る2輪業界の「レッドバロン」を、アメリカの投資ファンドである米ペインキャピタルが買収するという内容。

私は、伊藤忠が筆頭株主だと思っていましたが違っていて、創業者一族が経営していたようです。

創業者の杉浦斉氏が亡くなったことでの事業承継ということ。

買収金額は1000億円で、上場を目指すそうです。

 ここ数年、私もM&Aに関する自分の気持ちや情報を記述してきました。

しかし、バイク業界において世界のファンドが目をつける、且つ上場を目指すなどという感覚は全くありませんでした。

未上場でも、衰退産業でも、それなりの会社には世界が注目していることが分かりました。

 実に面白くなり始めました。

息子達や我がグループの従業員にも夢を与えてくれる話題です。

 こうなってくると、私ももう少し真剣に我がグループの将来設計を考え直さなければなりません。

あくまで息子達が主体ではありますが、小さくまとまって欲しくない気がします。

 先ずは社員を大切に育て上げ、やる気のある社員に店舗を任せていく。

毎年1店舗くらいの割合であれば、新規出店も可能な気がします。

 最近、輸入2輪車においては異業種からのM&Aも活発化しています。

暫くは陣取り合戦が続くことでしょう。

残されたエリアは限られています。

一時も早く動くことです。

 『蓄えようとするものは収穫しか頭になく、植えることに思いが至らない。一方、賢人は植えることに精を出す。だから求めなくても収穫がもたらされる』

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