御用聞き

 私は、伸びて欲しいと思った若者にアドバイスする時には、体験や例えを述べたうえで「御用聞きに徹すること」と言います。

分かりやすく言えば、「雑用を嫌がらない」ということです。

特に新人サラリーマンや中小企業の社長を担当する人には必須だと思います。

 この「雑用」とは、大抵が面倒くさくて自分はしたくないと誰もが思っていることが多いものです。

それを喜んでやり続けるだけで、最初は何とも思っていなかった傍観者から信頼されるようになります。

そうすると、次のステップでは、もう少しレベルの高い「雑用」を頼まれるのです。

これを繰り返していくことで、誰もがやらなかったことのノウハウが蓄積されていきます。

当然、信頼度も上がり続けるのです。

 これが出来たら次は「御用聞き」へと進みます。

雑用との違いは、かなり能動的になることです。

サラリーマンであれば上司、取引先であれば中小企業の社長や責任者が、どのような雑用をすれば喜んでくれるのかを考え実行するのです。

 ただ気を付けなければならないのは、「小さな親切大きなお世話」とならないようにすることです。

そのためには、上司や中小企業の社長と何度も会いコミュニケーションをとることです。

そして、相手の性格を知り、相手の要望までも推測することです。

 ザイオンス効果(単純接触効果)とは、会う頻度が多いほど好感度が増すという法則です。

しかし、10回がピークとも言われています。

10回会っても自分なりの効果が感じられない時には、何が間違っているのか、先方の要望が違うところにあるのか分析する必要があります。

 対人関係が苦手で友人が少ない私でさえ、『出会い』が人生の突破口になったことは数多くあります。

他人が「あいつは使い勝手が良い。雑用は全てあいつに振り向けよう」と思われたら勝ちなのです。

自分の仕事の価値は、他人がどう評価しようが自分で認めればよいだけです。

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