ここまで来たら
昨日、私の持ち株で最大の含み損を抱え、今年の11月で丸10年の保持になる「筑邦銀行」を難平買いしました。
一般的に言われる、『落ちてくるナイフをつかむな』の真逆を行っているのです。
長男からも、「よくそんな株を何時までも持っているね。さっさと売却して他の株を購入した方が効率が良い」と何度も言われています。
資金はほとんど無かったのですが、先月にオンワード株の配当金、今月が日本郵政・JR九州の配当金が入るのでそれを当てました。
株式の譲渡益が出ている時には、家族と旅行に行ったり外食をしたりするのに配当金を使用していました。
しかし今回は、大勝負した株が下落して含み損を抱えることになったので、それらの遊び事は一切無し。
「筑邦銀行」の株価を振り返れば、1989年が最高値の7176円。
私が経済誌の地方銀行合併説で買い始めたのが2015年11月で2500円から。
それから今まで難平を繰り返し、一昨日までの平均買値を1811円にまでしていました。
それを昨日は1454円で追加購入し、やっと平均買値が1788円まで下がりました。
金利が上がれば銀行株は上がるものにもかかわらず、ここまで下落している株なので購入する人はいないと思いますが、念のために、(推奨するものではなく、あくまで投資は自己責任にてお願いします)。
チャートを見ると素晴らしいくらいの下落一直線。
10年以上同じ頭取が居座っても、誰も文句も言わない不思議な会社です。
今回新頭取に変わりましたが、恐らく変化は無理でしょう。
この株を買うメリットは何か?
自分の利益よりも、相続財産としての価値を見ています。
少子高齢化が進み、地方銀行、特に九州は多過ぎます。
必ずや合併等の統廃合は起こると考えています。
合併される側が株価は上昇します。
この株を相続するのが長男か次男かは分かりませんが、一番大きな夢が持てると思っています。