見直した

 いや~、参った参った!!

私の大勝負株の急落でかなりの含み損を抱えました。

日経平均はかなり上昇しているのに、私のこの攻撃株だけでなく防御株まで総崩れとなりました。

株式残高が前月末に比較して、数百万円減となってしまいました。

 この私の攻撃株を知人と我が長男が最近購入していました。

初めて株式投資を始めた知人が動揺していると思いLINEしました。

すると現在仕事で中国へ行っており、株式相場にアクセスできないとのこと。

彼の買値から恐らく9%~10%は下落しているでしょう。

さて今後どうするのか、悩ましいところではあります。

 一方長男に聞くと、これはやばいと感じて全株を損切りしたとのこと。

驚きました。これほどの決断力があったとは?

株式投資はこの損切の決断が一番難しいと言われています。

我が子ながら見直しました。

それを元手に、違う自分好みの株を購入したそうです。

 同じように育てている二人の子供達ですが、明らかに性格が違います。

どちらも一長一短がありますが、観ていて面白いものです。

 株価が急落した攻撃株の内容を吟味するために、会社のホームページからIR情報を印刷しました。

19ページに及ぶ最新の決算短信です。

読み進めると私の感覚では慌てふためくものではありませんでした。

 理由は大した金額ではないがしっかりと利益を出していて、自己資本比率が前年の63%から66%に上昇している点。

次に減価償却費が増えていて、2輪業界の中ではかなり比率が高い弊社グループでさえ売上高に対して5%前後しかないのに、この会社は6.4%もあるという点。

短期借入金をしっかりと返済しながら、営業キャッシュフローは増加している点。

不動産賃貸収入と有価証券配当金が毎期一定額あるという点。

来期の予想が非常に低い点に関しては、最悪の状況を見通している気がします。

 2輪業界のそれも専門メーカーの代理店の大きな欠点は、売れる商品が出ない時に一気に表面化します。

どのような努力も焼け石に水となるのです。

その欠点を補うために私は、解約率が高い生命保険や損害保険に加入し、ジャックスの持ち株会にも入りました。

その他にも不動産賃貸業にも進出しています。

本業が悪化した場合、それらの保険や株式を解約すれば何とか急場はしのげるからです。

会社を存続させるための知恵でした。今回この私の考え方がこの会社の経営陣に似ていると感じました。

 原油高と、中国の製造業不振が本業の収益を圧迫しているようです。

それらを不動産賃貸業と有価証券配当金で補填している格好です。

ここまで考えが似ている経営者です。減収減益の最悪の予想を出しながらも、最終的には何とかする気がします。

 今から生活費を切り詰めます。そこで数万円でも余剰が出たら、この株を買い増ししようと決めました。

 よし、とことん付き合ってやる!!!

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