やるねえ~
株式投資と不動産投資をしながら情報収集していると、最近とみに「九電工」が話題になることが多い気がしていました。
以前記述しましたが、近くに住む九電工を勤め上げたOBの方が、一株500円時代から社内持ち株制度を行い、現在では16000株にもなり、株価も4500円を超えた来たと喜んでいました。
大手不動産会社の担当者曰く、九州では大型工事全般を一気通貫にできる会社は「九電工」しかないとのことでした。
特に北部九州に全世界からお金が集まって、至る所で槌音が聞こえています。
その大型工事にほとんど参加しているそうです。
確かに株価は右肩上がりで、理論株価にもうすぐ追いつくまでになり、株式投資としては面白くはありません。
そう思い私は気にかけなかったのですが、11月29日(水)の西日本新聞1面の記事を読み、私の株式投資のウオッチリストに載せることにしました。
記事の内容は、2024年4月から、新入社員が学生時代に借りた奨学金を、本人に代わって同社が返済することとしたと。
最大180万円の返済となるそうです。理工系の学生はおよそ半分が奨学金を借りていて、優秀な人材を獲得するための施策とのこと。
この記事を見て感動すら覚えました。「いや~実に素晴らしい」
九州では、この様な会社は珍しいそうです。親会社の九電を超えましたね。
私は日本社会は、世界の中でも最も公平な社会だと常々思っています。
きちんと努力すればそれなりの地位も得れるし、富も得れます。
しかしそのためには、勉学が必要となります。優秀な大学に進もうと思えばそれなりのお金もかかるのです。
貧富の格差により、学習の機会損失があるのは非常に勿体ない事だと思います。
以前にも述べましたが、経済の原理原則の一つに『希少資源を集める企業が競争に勝つ』があります。
これから未来に向けて、一番の希少資源は「優秀な人材」なのです。
費用は掛かっても、そこに投資をするこの九電工の姿勢に心揺さぶられました。
現在「防御株」「攻撃株」と、私の投資では分けて実行してきましたが、今後は「応援株」を追加して購入するつもりです。
その第一号が「九電工」となりそうです。
この銘柄は、推奨するものではありません、投資は自己責任にてお願いします。