在庫過多の解消が大きな差につながる

 5月26日(金)に子供達の会社の4月確定実績が出ました。

長男の会社の今期の目標に対する2023年1-4月累計達成度は、売上高では「102.5%」、経常利益で「103.5%」。

次男の会社は、それぞれ「100.6%」、「118.2%」となり、まあまあの結果でした。

ところが、私が一番重視する『営業キャッシュフロー』をみると、違った風景が見えてきます。

 長男の会社で約190万円、次男の会社で約▲980万円。

両社ともに、明らかに在庫過多なのです。

本来なら共に1000万円を超えていなければなりません。

数か月前からこの点を息子達に指導してきましたが、あまり改善されていません。

 もうすぐ、予定納税や、消費税の納税がかなりの額できます。

なるだけ、在庫の現金化を進め、無理なく支払う必要を感じました。

 各店長は、再度車両だけでなく、部品・用品の在庫管理を徹底することです。

かなりの確率で不良在庫化している可能性があります。

 コロナ禍が過ぎて、普通の経営に回帰してきます。

戦略的な在庫増はありですが、一般的には少額の在庫を高回転することが肝です。

ここら辺のことを理解していない店長は多い気がします。

 PL(損益計算書)だけを見ていては、落とし穴にはまる規模であることを自覚すべきです。

この在庫がきちんと適正販売に繋がれば、年内には競合店と大きな差が出来ていることでしょう。

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