積善の家には・・・

 私が通うテニスクラブの経営者から、お礼のメールが届きました。

福岡県内のウクライナ避難民の一助になればと、中小企業数社が集まってそれぞれの店に募金箱を設置したのです。

弊社グループで9個設置したことは記述しました。

 この募金箱の合計が36万9338円となり、彼が主催したチャリティイベント時の21万8639円を合計した58万7977円を福岡県に贈呈するとの内容でした。

ある意味僅かではありますが、小さな良いことの積み重ねこそが大切だとつくづく思います。

 ボランティアやチャリティは、私の考えでは、身の丈に応じて出来る限り継続することです。

身近で感じた小さなことで良いのです。何もしないことに比べると無限大の大きなことですから。

 彼は脱サラ後クラブを経営してまだ3年です。経営者としてはひよっこそのものですが、素直さが長所。

先輩諸氏から可愛がられ、良き人脈が出来ています。

スタッフも一人追加入社させることになりました。

 軌道に乗り出したこれからが問題でしょう。お金の問題、人の問題etc.

謙虚さを忘れずに、自分のクラブから世界的なテニスプレーヤーを出すという大きな目標がぶれなければやっていけると思います。

 彼への返信は、『積善の家には必ず余慶あり』という、私が息子達にいつも言っている故事(易経)です。

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