特色がないと
西日本新聞に折り込みチラシが入っていました。
毎日、チラシには一応目を通します。福岡市の現状把握に役立つからです。
その中の1枚に「カワムラ家具の完全閉店」のものがありました。
西方面に出かけるときに良く通る道路沿いにある大きな店舗です。
創業は何と明治43年で今年で112年目になるとのこと。
何代目の社長かわかりませんが、心境や如何に?
家具業界は新興勢力等が出てきて、競合が激しく倒産や撤退も数多くありました。
大川の家具屋さんたちも、優勝劣敗が激しく、殆どが衰退していますが、中には、飛躍的に伸びている会社もあります。
生き残る店と、廃業する店の違いは何か?
単にメーカーから仕入れて販売する形態では、生き残れないのは、「大塚家具」が見本です。
思い切ったオリジナルなものに特化するとか、高級路線へ舵を切るとか、何らかの特色が必要なのです。
我々小売業界でも注意しなければならないことがあります。
あまりに規模を追いすぎないことです。規模はそこそこでも、付加価値の高いオリジナル商品を手掛けること。
それか利益があるうちに、他の業態変換を試すこと。
激変する環境下では、変わり続けなければ衰退するのみです。