もっと具体的な処方箋を
年初に購入した3冊の本のうち「2040年の未来予測」成毛真 を読了しました。
結論からいうと、税込1870円を出す価値は感じられませんでした。
理由は、少し意識のある人ならば、予想できる将来の姿を列挙しているだけだからです。
その予測に対する処方箋も具体性がありません。
私が成程と思った項目は一つも無かったのが残念でなりません。
日本における自然災害に関しては、未だに東京に多くの人が住み続ける理由がわかりません。
大型地震や水害が発生すれば、東京の機能はマヒすることは誰にでも想像はつくのに。
火山学から言うと、富士山は100%噴火するそうです。
この300年間何もないことの方が不思議とのこと。
東京直下型地震や、南海トラフ地震がこの先30年で起こる可能性が70%もある割には、日本人は暢気に思えます。
今回のコロナウィルスでもそうですが、国を当てにしていてはいけない考え方は、著者と同じ。
自然災害に関しても、自分で危機を予想して対策を練るべきです。