縁が無かった
私の取引先の大手不動産会社のW君からの情報。
ある場所に良い物件が水面下で出たと。
地下鉄七隈線沿いに物件があったら、直ぐに情報を欲しいと数年前から依頼していました。
金額的にも、広さも私の納得感があり取引銀行の担当者にすぐに相談。
答えは、「不動産融資は我々ではどうもできない。本部がルールにのっとり審査をする」というものでした。
大体の場所を教え、価格も告げても、何故か乗り気ではありませんでした。
かといって、自己資金など潤沢にあるはずもありません。
2日間、W君への返事が遅れることとなりました。
どうしようかと思っていたら、W君から携帯に連絡が。
「売主の価格通りで、即購入するというお客様がいらっしゃるので、今回は済みません」というもの。
私には、この近辺に関しては誰よりも調査をしていて、情報も収集していました。
その結果が、わたしの第六感が中長期的に「絶対に買い」の推奨だったのです。
私が購入して、即転売しても2000万円ちかくの利益は見込めたと感じています。
自分のお金の無さを悔いても仕方ありません。
それにしても、私だけでなく家族のことや会社のことまでの隅々まで知り尽くしている銀行なのです。
それも30年間近く1行としか取引もしていません。
誰が持って行っても通る審査でなければ許可しないとなれば、夢も野望も持てません。
成長には、それなりのリスクは必要です。
リスクを取らない融資姿勢には疑問を感じます。
一体どこまで私自身の評価を上げなければならないのでしょう?