蛻変
「ぜいへん」と読みます。
広辞苑には掲載されていませんでした。熟語として載っていたのが「蛻の殻(もぬけのから)」。
蝉の卵が幼虫となり、さなぎとなって羽化して成虫になっていく様を言うようです。
転じて経営においては、生き残るために、常に脱皮していく必要を説いたものです。
私が常々言っている『現状維持は衰退の始まり』をより加速させたものです。
今回の新型コロナウィルスの感染の影響で、経営方法も劇的に変わらざるを得ない気がします。
弊社は業界に先んじて、限られた期間の完全週休二日制や時短の実験を行ってきました。
5月末まで延長された自粛要請が、一気に期間無しの定着に向かう可能性があります。
問題はそのような時に、お客様にご不便をお掛けしないかという事です。
弊社社員にとっては良いことづくめでも、お客様や取引先まで含めて、ベストな解を見つけねばなりません。
在宅勤務、通販、食のデリバリー、無人レジ等が一気に増えることでしょう。
失業や非正規雇用が増えるかもしれません。
少子高齢化による人手不足が、逆回転する可能性まであります。
商品においても、汎用性の強いものを売るリアル店舗は、ネットに取って代わられ急減するでしょう。
より質の高いものやより希少性の高いものが、リアル店舗で販売される傾向となるはずです。
多くの人々が滅多には店舗を訪れなくなるでしょう。
その数少ない店舗訪問の時に、『わざわざ行って良かった』と思わせる、店舗の内外装や接客等の体験の積み重ねが、オンリーワンとナンバーワンを作り出すと思います。
ある意味、我々業界は現状自体が「チャンスの連続」なのです。
