ビッグチャンス
昨日も通院するも、右側の痛みは消えず、右手が少し痺れています。
誠に厄介な病気に罹りました。
車の運転はできないし、庭の草取りもできない。
結局、痛みが無いと感じる時間だけ読書をするしかありません。
何かの記事で東京のタクシー業界の話が出ていました。
国が新規参入を規制し、車両台数を減らした結果、ドライバー一人当たりの収入が増えたということです。
また急激に再編と淘汰が進んだガソリンスタンド業界の話も出ていました。
価格競争が無くなり、利ザヤがこの3年間で1.8倍になったそうです。
事程左様に、総需要が減っていくとしても、それを上回る勢いで供給が減っていけば、きちんと利益は出るという証明です。
二輪業界は正しくこのパターンに入ると数年前から私は感じ取り、今まで手を打ってきました。
この1~2年で一層拍車がかかると思っています。
私はかねてから、新車の安売りと、中古車専門店は今後かなり厳しくなる指摘を続けてきました。
理由は、安売りをしても数は増えないという事。
次に消費税が10%になれば個人売買が増えるという事。
生き残るのは、新車をしっかりと適正な価格で売り切る店と、技術力が高い店だと思います。
このなかで、先ず、店舗が綺麗、接客が良いという店が、圧倒的な売り上げと利益をたたき出すでしょう。
店の周りに雑草が生えていないか、落ち葉が散乱していないか。
店外に並べているバイクが汚れていないか。
店舗のガラスは綺麗か、トイレは清潔か、スタッフのユニフォームや髪型等は清潔感があるか。
笑顔で挨拶できているか、お迎え、お見送りが出来ているかetc.
汎用品ではなく趣味性が高い商品を扱う店で、価格を安くしないと売れないと思っている経営者は、いずれ業界から退出させられることでしょう。