4月景気ウォッチャー調査

令和元年5月14日に「4月景気ウォッチャー調査」が内閣府より公表されました。

令和になって初めての公表にも拘らず、内容は悲観的なものでした。

 

総括は「このところ回復に弱さが見られる。先行については海外情勢等に対する懸念が見られる」

この現場感覚だけでなく、いろんな国内の指標が悪化し始め、政府も認め出しました。

我々中小企業は、大企業に比較して、経営悪化に対する耐性が弱いところが多くあります。

 

10月に消費増税もあります。

昨日は休日にも拘らず、直ぐに愚息達を本部に呼び集め、危機意識をもっと持つようにアドバイスしました。

無駄な仕入れを止め、現金化比率を高め、キャッシュフローの改善を最優先にすべきです。

 

なかなか2代目は、経営に「怖い」という感覚が乏しいものです。

それは仕方ないことなのです。

今年から来年にかけ、かなりの荒波が想定されます。

逆説的に、良い時期に経営者になったとポジティブに捕らえる心の余裕は失くしてはなりません。

 

全国   小売り      11月 12月 1月 2月  3月 4月

現状            45.8 45.9 42.1 45.2 45.2 46.0

先行            50.3 47.3 50.1 48.6 48.1 50.4

 

九州  家計動向関連

現状            50.0 46.7 39.7 47.0 47.8 49.1

先行            52.7 44.7 50.4 50.9 46.2 48.7

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