実験の結果

 国税庁が実施した「令和3年民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収は443万円となりました。

以前からその平均前後で推移しているようです。

600万円以上は全体の20%しかいないことも判明。

 私は60歳になった時に5年~10年かけて事業承継を行おうと考えていました。

これはいろんな書物を読み、事業承継の重要さと難しさを認識したからです。

その時にある実験をすることを思いつきました。

 承継後の収入を想定した生活を送ることです。

魔ダムの給与所得240万円+私の給与所得192万円=432万円と、ほぼ現在の平均給与と同じ額で5年間過ごしたのです。

 私の場合はこの他に年金が約80万円ほど追加されましたので、総計は510万円ほどになります。

住宅ローンが無く、子供の養育費もなく、普通の生活をしていくと、お金が溜まることを確認しました。

そこで溜まったお金を100株単位で株式に投入し続けました。

 すると、配当金が増え始めその配当金でも100株単位の低位株は購入できることが分かりました。

この実験の結果は、私の妄想癖を大いに刺激しました。

やりようによっては、『ビリオネア』になれると。

 65歳になった時に、実験のために大幅に減らしていた給与を上げることとしました。

これは、2輪のディーラー制度がほぼ完成形になり、売り上げや利益の将来性が見えてきて、息子達の経営でも大丈夫と思えたからです。

魔ダム300万円+私400万円=700万円、これに二人の年金合計400万円が加わります。

以前に比べ溜まるお金が多くなり、そのほとんどを株式・不動産・金・銀へと投資しました。

コロナの影響で日経平均が大幅に下がった時にも投資を続けたのです。

いずれインフレになることは分かっていましたから。

税理士がアドバイスしてくれた私の完全リタイアまで、残り3年間このサイクルを継続します。

 魔ダムは二人の息子達の会社の経理として、非常にコストパフォーマンスが良いので75歳くらいまで働いてもらいましょう。

これで75歳までは、魔ダム給与所得300万円+二人合計年金400万円=700万円は確保できます。

 私の給与所得が「0」では、魔ダムに頭が上がりません。

6年前に立ち上げた自分一人の会社から、いかに私の給与所得を確保するかが課題として残りました。

ここでの私の給与設定は同じく年収400万円。理由は何度も記述しましたが、所得税と社会保険料の利率がこの層が一番低いからです。

それを継続するにはどうしたらよいかと、現在会社での不動産投資と株式投資の実験を行っています。

 大まかな道筋は見えてきました。

この壮大な実験のプロセスが私の日々の活力なのです。

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