今時の若者は・・

 何世代にもわたって、「今時の若者は・・」と否定的に言われてきました。

私は最近、どうも違うなという感覚を持っています。

 卑近な例を示せば、ドジャーズの大谷選手、更にはボクシングの井上選手、サッカーオリンピック代表、卓球女子etc.

我々の時代では考えられなかった実績を作り上げていて、且つ一般常識以上に品格もあります。

翻って、日本の政治家。ここまで来ると老害に見えて仕方ありません。

 少なくとも、スポーツに関しては、世界に劣るどころか先頭を走っている気がします。

音楽にしても、「YOASOBI」や「Creepy Nuts」などが世界で急速に認知され出しました。

 ひょっとすると、他の芸術や学術等に関しても、若者の素晴らしさが隠れているかもしれません。

敗戦後、ネガティブ志向に陥った日本人も、世代が変わると共に、新たな価値観と努力と才能で世界のトップを走ることが夢ではないと、若者が示してくれています。

 一方、日本人が羨望のまなざしをかけ続けた欧米はどうでしょうか?

頂点に立つアメリカは、信じられないほどの高齢者同士が、国のかじ取りをしようとしています。

相変わらず銃による無差別殺人が後を絶ちません。

 経営だけではない気がする『承継』。

円熟味を増すことも重要な要素ですが、それ以上に新たな若い感性を大事に育てることが成長に繋がる気がします。

年配者は、自分の長年の経験で「良いと思う」事や「失敗したこと」をどんどん若手に教え、若者は、その経験を活かしながらも常に新たな道を考え出す。

 現在の日本は、なんだかんだと言えども、上記のサイクルが回り始めた気がします。

もっと若者を信じて応援することが、我々世代の務めという認識に代わりました。

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