無駄な時間

 年を重ねると共に、また、年老いた両親を見るにつけ、「今」を大切にしないといけないと日々考えるようになりました。

とにかく、思いついて良いことはすぐに実行し、行きたい場所には直ぐに行き、やってみたいことにも挑戦する気持ちがあります。

逆にいうと、残された時間を考えると、「無駄な時間」は絶対に避けたい気持ちが強くあります。

 TVはNHKの午後7時のニュースと、スポーツはソフトバンクが勝った時のみこちらもNHKのニュース9でその試合のハイライトのみ見ています。

SNSは、家族やラグビー仲間ののLINEがほとんど。

 それ以外はほとんどを読書と投資関連の情報収集に努めています。

2026年7月7日(火)14:05読了。

「学習する組織」ピーター・M・センゲ著

(経営の本質をえぐる不朽の名著)

(マネジメントの形を根本的に変えたベストセラー経営書)

(世界100万部突破)

のサブタイトルと、経済誌の書評で手に取りました。

570ページを超える大作です。

 延べで約1ヶ月ほど掛かって読み終えました。

感想は「無駄な時間を過ごした」。

途中で何度も読むことを放棄したかったのですが、税込3850円が勿体なくて最後まで読みました。

 著者はMITの教授なのですが、何故こうも回りくどく難しい表現を延々と書き綴るのでしょう。

単に、私の頭の悪さが問題だとしても、難しい話をかみ砕いて優しく表現し相手に伝えるべきです。

 赤鉛筆で傍線を引いたいくつかの箇所を下記に記します。

*私たちはかつてないほどの「相互依存」の時代を生きている

*どんな未来を作りたいのか具体的なビジョンを共有し、一人一人がそのビジョンを自分事として創造的に取り組まなければ前進できない

*上司と部下の関係は教師と生徒の関係と同じだ

*学習すればするほど自分の無知をより強く感じるようになるだろう

*全体は部分の総和に勝る

*やる気と生産性を維持するために、組織内の地位ではなく、仕事の成果を称賛する、さまざまな規範や報酬の仕組みが必要になる

*成長はいずれ止まるということが根本的な教訓

*良かれと思ってなされた「解決策」が実は長期的には状況を悪化させる

*衰退は非常にゆっくりと起こるために、それはなかなか検知できない

*経営者の基本的な務めは、「社員が最大限豊かな人生を送れるような環境を提供する」こと

 まあ、当たり前のことをカタカナ言葉や心理学用語等で書き連ねています。

この本を読み終えて素直に思ったこと。

(私がいくら努力しても難関大学や大学院へはいけない)

亀に速く走れというようなものです。

 そんな私でも、中小企業の経営には自信があります。

現場・現物・現実を徹底し『勘』で決断することはできるからです。

一般的には『勘』に頼った経営など危なくて仕方ないと考えます。

しかし、この名著に記されている文章。

「『直感』は、公式には何十年にもわたって無視されてきたが、近年、次第に注目を集めており、受け入れられつつある」

 簡単に言えば「良かれと思って行動したことが、私が一番したくなかった行動となった」ということ。

難しく言えば、若干意味合いは違いますが「合成の誤謬」

(個々では正しい行動が、全体では逆効果になること)

 

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